こんにちは。この記事では、ソロキャンプにぴったりな「焚き火台」について、初心者の方でもわかりやすく、やさしい口調でご紹介していきます。
焚き火の魅力
焚き火は、キャンプの夜をぐっと豊かにしてくれる存在。ゆらゆらと揺れる炎を眺めながら、あたたかい飲み物を手にのんびり過ごす時間は、何ものにも代えがたい癒しですよね。自然の中で過ごす非日常のひとときに、焚き火は欠かせない要素です。
でも、「焚き火って難しそう」「道具が多くて大変そう」と感じる方もいらっしゃるかもしれません。実際に、初めての方がキャンプギアの中で迷いやすいのが焚き火台なんです。
この記事のポイント
ご安心ください。このガイドでは、初めての方でも無理なく始められるように、焚き火台の選び方から使い方、安全のコツまで、ていねいに解説していきます。一緒に、あなたにぴったりの焚き火スタイルを見つけていきましょう♪
目次
焚き火台って本当に必要?メリットとデメリット
焚き火台が必要な理由
なぜ必要?
最近では、多くのキャンプ場で「直火(地面で直接焚き火をすること)」が禁止されています。そのため、安全に焚き火を楽しむためには、焚き火台が欠かせません。
また、焚き火台を使うことで、地面を焦がすことなく、植物や微生物へのダメージも最小限に抑えられます。環境にやさしいキャンプを心がけたい方には、ぜひ取り入れていただきたいアイテムです。
焚き火台を使うメリット
- 安全に火を扱える
- お料理にも使える(焼き網やゴトク付きのものが便利)
- 火のコントロールがしやすい
- 高さがあることで、立ったままでも作業しやすい
- 灰の処理や掃除がしやすい
- 見た目がスタイリッシュで、気分も上がる♪
ちょっと気をつけたいポイント
- 持ち運ぶ荷物がひとつ増える
- 設置や片付けに少し時間がかかる
- モデルによっては重さがあるものも
- 初めての方には、組み立てに少しコツが必要な場合も
とはいえ、これらのデメリットは選び方や準備次第でしっかりカバーできますので、ご安心くださいね。
初心者さんも安心♪ 焚き火台の選び方6つのポイント
1. 軽さとコンパクトさをチェック
軽量・コンパクトがカギ
ソロキャンプでは、できるだけ荷物を軽く、小さくしたいですよね。特に徒歩やバイク、自転車で行く方にとって、重さやサイズはとっても重要です。
おすすめは「1kg以下」で「折りたたみ式」のタイプ。収納サイズがA4以下であれば、リュックの隙間にもすっきり収まり、移動中もストレスになりません。
最近は、チタン製の超軽量タイプや、ポーチサイズに収まるモデルもたくさんあります。
2. 組み立てやすさも大事
初心者でも安心
キャンプに慣れていないと、部品が多いとちょっと不安になりますよね。
「パッと開くだけ」で設営できるワンタッチタイプや、「部品が3つ以内」で完成するものだと、とても扱いやすいですよ。時間も手間もかからず、初心者さんでも安心して使えます。
また、組み立てが楽しいという方には、プレートを組み合わせて作るユニークなタイプも人気がありますよ。
3. 薪を入れやすいかどうか
薪の扱いやすさ
焚き火を続けるには、こまめに薪をくべる必要があります。市販の薪(約30〜40cm)がそのまま使えるサイズだと、わざわざ切ったりする手間が省けて便利です。
火床(ひどこ)が広いと、薪を並べたり組んだりしやすくて、火の管理もしやすくなります。投入口が狭いと、ゴトクや網を外さないと薪が入らない…なんてこともあるので、ここは意外と大事なポイントです。
4. 調理のしやすさも忘れずに
調理がしたいなら
お湯を沸かしたり、ちょっとした料理を楽しんだりしたい方は、「ゴトク付き」や「焼き網が乗せられるタイプ」を選ぶのがベターです。
スキレットや小鍋、マグカップなどを安定して置けるか、チェックしておくと安心です。
特に重めの鍋を使う方は、「耐荷重10kg以上」がひとつの目安になります。ダッチオーブンなどを使う場合は、さらに耐久性をチェックしておくと安心ですね。
5. 素材の特徴を知っておくと安心
素材の違いを理解しよう
ステンレス:軽くてサビにくく、お手入れも簡単。初心者さんにおすすめの素材です。
チタン:とっても軽いけれど、お値段は高め。経年変化で「チタンブルー」と呼ばれる美しい色合いに変化していきます。
スチール(鉄):とっても頑丈で長く使えますが、重めなので車での移動に向いています。
自分のキャンプスタイルに合わせて、素材を選ぶと長く満足して使えますよ。
6. 二次燃焼機能があると、煙が少なめ
煙対策におすすめ
「二次燃焼」というのは、薪から出る未燃焼ガスを、もう一度燃やす仕組みのことです。
この機能がある焚き火台は、煙が少なく、クリーンに焚き火が楽しめるのが魅力。服や髪に煙のにおいがつきにくいので、女性キャンパーにも人気です。
ただし、構造がやや複雑でお値段も高めな傾向があります。煙が気になる方には特におすすめですよ。