目次
キャンプで洗い物が大変な理由とは?
キャンプはとっても楽しい時間ですが、最後に待っている「洗い物」がちょっと大変だと感じたことはありませんか?キャンプ場の水場は遠かったり、夜になると暗くて寒かったり…。さらに、BBQや油を使った料理の後は、焦げやベタベタ汚れがしつこく残ってしまいます。スポンジで力いっぱいこすっても落ちにくく、時間もかかってしまいますよね。
ポイント
また、キャンプは自然の中で行うため、自宅のようにお湯や十分な洗剤を気軽に使えないこともあります。その結果「もう洗い物はイヤだ!」と思ってしまう方も多いんです。でも安心してください。少しの工夫で驚くほどラクに片付けられるんです。この記事では、初心者の方でもできる簡単な方法をご紹介していきますね。
キャンプ場で洗い物をする時の基本マナー
キャンプ場の洗い場は、みんなで共有する大切な場所。だからこそ、ちょっとしたマナーを意識することがとても大切です。
注意ポイント
洗剤が禁止のキャンプ場もあるので、必ずルールを確認してから使用しましょう。自然環境を守るために、エコ洗剤の持参がおすすめです。
生ゴミをシンクに流すのはNG。ネット付きのゴミ袋に入れて持ち帰るのが基本です。
詰まり防止のために、食器についた汚れはなるべく拭き取ってから洗うのがおすすめ。油を拭いておくだけでも後処理がグッとラクになります。
マナーを守ることで周囲の人も気持ちよく使えますし、自分自身も快適にキャンプを楽しむことができますよ。
対策しておきたいキャンプの洗い物
要注意ポイント
キャンプの洗い物で特に困るのは、次の3つです。
- 油汚れや焦げ付き: BBQ後の網やフライパンは特に厄介で、冷めると固まって落としにくくなります。
- 食器の量が増えること: 家族やグループで行くと、一度の食事でシンクいっぱいになることも。
- 生ゴミやニオイ問題: そのまま放置すると不衛生なだけでなく、虫を呼んでしまうこともあります。
こうした悩みを解決するために、これから紹介する工夫を取り入れてみてくださいね。
簡単にできる3つのコツとは
コツ1. 洗う前に汚れを取る
step
1洗い場に行く前に「ひと手間」かけるだけで、汚れ落ちが全然違います。
- スクレーパーや厚紙で食べ残しをサッとこそげ落とす。牛乳パックを切って使うのも便利。
- キッチンペーパーやウェットティッシュで油を拭き取っておく。これだけで洗剤をほとんど使わずに済む場合もあります。
- アルカリ電解水やアルコールスプレーをシュッとして拭くだけでも◎。油やニオイを軽減してくれます。
小さな工夫ですが、後々の作業が驚くほどラクになりますよ。
コツ2. つけ置きをする
step
2水をためてしばらく置くだけで、こびりついた汚れも自然に浮いてきます。
- 折りたたみバケツは軽くて持ち運びやすいので便利。帰宅後も洗濯や掃除に使えて一石二鳥です。
- ミニシンクがあれば、複数の食器もまとめてつけ置き可能で、効率的に片付けられます。
コツ3. 熱湯を利用する
step
3お湯をかけるだけで油汚れが浮きやすくなります。
電気ケトルやガスバーナーでお湯を沸かして使うと、時短になるだけでなく、除菌効果も期待できます。寒い季節は特に重宝しますよ。
番外編:BBQで使った網をラクに片付ける方法
裏ワザ
網は特に大変ですが、実はアルミホイルで包んでから焼くと、汚れがつきにくく後片付けも簡単!さらに、使い終わった後は新聞紙に包んで持ち帰るとニオイも軽減されます。
洗剤は必要?環境に優しい選び方
自然の中で楽しむキャンプだからこそ、環境に優しい選択をしたいですよね。
- エコ洗剤や石けんを選ぶと安心。生分解性のものなら自然にも優しいです。
- 汚れが軽ければ、洗剤を使わず拭き取りだけでも十分。特に軽い油汚れならペーパーで対応できます。
- 小分けボトルに移し替えれば荷物もかさばらず、持ち運びもラクになります。
洗い物をそもそも少なくする工夫
1.使う食器を工夫する
紙皿やシェラカップを使うと、洗う量自体を減らせます。最近はデザインのかわいい紙皿も多く、写真映えするのも嬉しいポイント。
2.食材をあらかじめ切って持っていく
キャンプ場での下ごしらえを減らせるので、まな板や包丁の使用を最小限にできます。保存袋に小分けして冷凍しておけば、保冷剤代わりにもなって便利です。
3.まな板シートを使う
シートを敷いて使えば、後はポイッと捨てるだけ。衛生的で洗い物もほとんど残りません。コンパクトに持ち運べるので荷物も軽減できます。
4.BBQ用アルミシートを使う
グリルに敷いておくと、焦げ付き防止になって片付けがラクになります。洗い物の負担がぐんと減り、調理後すぐに次の料理に取り掛かれますよ。
ファミリーキャンプとソロキャンプでの違い
- ファミリーキャンプ: 洗い物が大量になるので、紙皿や大きめの折りたたみバケツがあると安心。子ども用のカラフル食器を使うと、片付けも楽しくなります。
- ソロキャンプ: 荷物を軽くするのが大切。シェラカップやコンパクトなミニシンクがおすすめです。調理器具を減らして「ワンポット料理」にすれば、さらに効率的。
キャンプ経験者が実践している裏ワザ集
裏ワザ集
- 網はアルミホイルで包んで焼くと汚れにくい。
- ジップロックをまな板代わりにして、後は捨てるだけ。下ごしらえした野菜を入れて保存するのにも便利。
- ワンポット調理にして、そのまま食べれば洗い物ほぼゼロ!シチューやカレーならご飯と一緒に楽しめます。
キャンプの洗い物がラクになる便利グッズ比較
- 折りたたみバケツ vs ミニシンク: 軽さ重視か、容量重視かで選びましょう。折りたたみバケツは荷物を減らしたい人向け、ミニシンクはファミリーにおすすめです。
- 使い捨て食器 vs 洗えるシリコンアイテム: ゴミを減らしたいならシリコン、手軽さを優先するなら使い捨てがおすすめ。エコ意識の高い方は繰り返し使えるアイテムを選ぶといいですね。
- ペーパー類の比較: キッチンペーパーは万能で油取りに最適、ウェットティッシュは手拭きや簡易掃除に便利、トイレットペーパーは安価で軽いので多用途に使えます。
キャンプ後の片付けもラクにする工夫
アドバイス
自宅に持ち帰ったら、すぐに食器を洗うと汚れが落ちやすいです。時間が経つとこびりついてしまうので、なるべく早めに洗いましょう。
車内でのニオイ対策には、ジップロックや密閉容器が大活躍。帰り道も快適に過ごせます。
帰宅後にしっかり乾かしておくと、カビやニオイ防止になり、次回のキャンプも気持ちよく始められますよ。
おすすめ便利グッズ
- 折りたたみバケツ: 軽くて収納もコンパクト。洗濯物や掃除にも使えて多用途。
- キッチン用スクレーパー: 食べ残しをサッと落とせる。シリコン製なら食器を傷つけません。
- まな板シート: 清潔で手間いらず。色付きタイプを使えば食材ごとに分けられて衛生的。
- エコ洗剤・アルカリ電解水: 環境にもやさしい。小さな子どもがいる家庭でも安心して使えます。
洗い物が楽になるコツのまとめ
まとめ
- 食器は洗う前に拭き取るだけでラクになる。
- 「つけ置き」と「熱湯」で汚れを落としやすくする。
- 食器や調理法を工夫すれば、洗い物自体を減らせる。
- マナーを守りながら、便利グッズを取り入れて快適に。
キャンプは準備も後片付けも含めて楽しむもの。ちょっとした工夫を取り入れることで、もっと快適で心地よい時間を過ごせます。次のキャンプではぜひ実践してみてくださいね。