正直、洗い物が嫌でキャンプやめかけた私が救われた7つの小ワザ

キャンプ

正直、洗い物が嫌でキャンプやめかけた私が救われた7つの小ワザ

なぜキャンプの洗い物は大変なのか?

キャンプは自然を満喫できる特別な時間ですが、楽しい時間のあとにやってくる「洗い物の時間」に気が重くなる方も多いのではないでしょうか?

水場が遠かったり、夜は暗くて足元も不安定だったり。油汚れがなかなか落ちず、冷たい水でゴシゴシするのも辛いものです。さらに子どもが「もう眠い〜」とぐずり出したり、パパは火の片付けで手が回らなかったりして、結局ママ一人が頑張る羽目に…なんてことも。

大丈夫!

でも大丈夫。実はちょっとした工夫で、この「キャンプ最大のプチストレス」をぐっと軽減できるんです。今回は初心者でもすぐに取り入れられる方法を、優しく丁寧にご紹介します。もっと気持ちをラクにして、片付けを楽しめるヒントをたっぷりお届けしますね。

キャンプで洗い物を減らす事前準備の工夫

洗い物は「現地に行ってから」頑張るのではなく、出発前に工夫しておくことが大切です。これだけで当日の手間が大きく変わります。

  • 持っていく食器の数をあらかじめ決めておくことも効果的です。人数分を超えて多く持っていくと、つい使ってしまい、洗い物の山ができてしまいます。

食器は最小限に

シェラカップのように「お皿・コップ・小鍋」として使えるアイテムは本当に万能です。荷物も減って気分も軽やか。

下ごしらえを家で済ませる

玉ねぎや人参をカットしてジップ袋に入れて持っていけば、まな板も包丁も不要。洗うのはジップ袋をポイするだけ。肉も味付けして冷凍しておくと、そのまま焼くだけでメイン料理になります。

レトルトやカット済み食材を活用

アウトドアで無理して一から作らなくても、十分に美味しいキャンプごはんができます。調理器具が少なくなれば、洗い物の量もグッと減りますよ。

ワンプレート料理にする

カレーや丼ものにすれば、お皿の数も最小限に。洗い物が劇的に減ります。

洗い物を楽にする7つのコツ&工夫

【1】ペーパータオルで拭いてから洗う

油やソースのベタベタは、まずペーパータオルで拭き取ってしまいましょう。これだけで洗うときの泡立ちが全然違います。結果的に水の量も洗剤の量も減らせるので、自然にもやさしく、手荒れ防止にもなります。ティッシュよりも厚手のキッチンペーパーがおすすめです。

【2】食器類専用のバスケットやカゴを用意する

食べ終わったお皿をまとめて運べる専用バスケットは、洗い場までの移動に大助かり。さらに乾かすときもそのまま置いておけるので便利です。家での収納にも使えますよ。バスケットの中に「スポンジ・小さな洗剤・布巾」を入れておくと、現地で探す手間がなくなります。

おすすめのバスケット・カゴ紹介

  • メッシュ素材:通気性抜群で乾きやすい。
  • 折りたたみ式:使わないときはコンパクトになって荷物にならない。
  • アウトドア専用:防水加工や水切りがしやすい設計で使い勝手◎
  • ハンドル付きタイプ:小さなお子さんでも持ちやすいので、一緒に洗い場まで運んでくれます。

【3】使った食器は水に浸けておく

ポイント

すぐに洗えなくても、水に浸けておくだけでこびりつきを防げます。特にカレーやチーズ料理のあとには効果絶大。バケツに水を張って「仮置き場」を作るとスムーズです。重曹を少し入れておくとさらに汚れ落ちが良くなります。

【4】水を使わないスプレータイプ洗剤を使う

エコ洗剤でラク&安全

最近はキャンプ専用のスプレー洗剤もあり、水をあまり使わなくても汚れが落ちます。特に夜や水場が混んでいるときに大活躍。生分解性タイプを選べば環境への負荷を抑えやすいですが、必ずキャンプ場の指定された水場で使用し、川や湖など自然の水域では使わないようにしましょう。

ウェットティッシュと組み合わせると、ちょっとした汚れなら水を使わずに片付きます。

【5】食器をラップで包む&アルミホイル皿を作る

「洗わない工夫」は究極の時短テク。お皿にラップを敷いて使えば、片付けはラップを外して捨てるだけ。さらにアルミホイルをお皿代わりにすれば、油汚れのお皿すら発生しません。最近では紙製のコンポスト可能なお皿もあり、ゴミを減らしながら洗い物ゼロを実現できます。

【6】便利な折りたたみバケツやシンクを活用する

持ち運べる洗い場を準備!

水場まで何度も往復するのは大変。そんなときは折りたたみバケツや持ち運べるシンクが役立ちます。容量も大きいのでまとめ洗いができ、作業効率がアップします。バケツは食器洗い以外にも水遊びや食材洗いにも使えるので、一つあるととても重宝します。

【7】そもそもキャンプ場では「洗わない」という選択肢

割り切りも大切!

紙皿や紙コップ、割り箸を使う方法です。洗い物ゼロで気楽ですが、その分ゴミが増えるため、必ず持ち帰り、自治体のルールに従って正しく処分してください。

リユースできる食器と組み合わせると、よりエコに楽しめます。

バランスを考えて取り入れると◎。例えば「メイン料理は紙皿、副菜はリユース皿」と使い分けるのもおすすめです。

エコを意識した洗い物の工夫

環境に配慮しながら洗い物を減らす工夫も取り入れましょう。エコな工夫を意識すると、キャンプの満足度も高まります。

  • 生分解性洗剤を使用:自然の中でも安心して使えるアイテムです。
  • リユースできる食器を選ぶ:紙皿や割り箸ばかりに頼らず、繰り返し使えるシリコンカップや軽量のプラスチック皿を活用。
  • 水の節約を意識:ペーパーで拭いてから洗えば、すすぎも少なく済みます。
  • 布巾の再利用:古くなったタオルを小さく切って持っていけば、拭き取り用として活躍。使い捨てにせずエコに片付けができます。

自然を守って気持ちよく!

自然を守りながら楽しむキャンプは、心地よさも倍増しますよ。

キャンプ初心者がやりがちな洗い物の失敗

  • 水場が混む時間に片付ける:食後すぐは混雑必至。少し時間をずらすとスムーズです。
  • 洗剤やスポンジを忘れる:家では当たり前にあるものなので、持って行き忘れる人が意外と多いです。
  • 食器とゴミを一緒にまとめる:結局汚れが広がって二度手間に。袋を分けて管理しましょう。
  • 水切り場所を考えていない:洗っても干す場所がなくて困る人も多いので、ネットや布巾を持参しましょう。

初心者がつまずきやすいポイントを知っておくだけで、ぐっと快適になります。

子どもと一緒に洗い物を楽しむ方法

子どもも楽しく片付け参加!

「片付け=大変」ではなく「ちょっとした遊び」に変えると子どもも楽しく参加してくれます。小さな工夫で「お手伝い」から「遊び」に変わるのです。

  • 水遊び感覚で:小さなバケツを使ってじゃぶじゃぶ。必ず大人が見守り、安全に配慮しながら一緒に洗い物を楽しみましょう。
  • 役割を決める:「お皿運び係」「すすぎ係」など、小さなお仕事を任せると誇らしげに手伝ってくれます。
  • 自然を学ぶ機会に:「水は大切だよ」「ゴミは持ち帰ろうね」と声をかければ、アウトドア教育にもなります。
  • 褒めながら進める:「ありがとう」「助かったよ」と声をかけると、子どもはどんどんやる気になります。

親子で一緒に取り組めば、後片付けも楽しい思い出に変わりますよ。

ベテランキャンパーに人気の便利アイテム

経験豊富なキャンパーほど「片付けの効率化」にこだわります。実際に人気があるアイテムをご紹介します。

  • 自立型食器乾燥ネット:吊るして使えるので清潔で、虫よけにもなる。
  • 折りたたみバケツ:軽量でコンパクト、でも容量はしっかり。
  • モバイルシンク:電動で水が出るタイプは子どもも大喜び。まるで簡易的な流し台のよう。
  • ポータブルウォータータンク:大容量タイプなら数人分の食器も一度に洗える。
  • 速乾クロスや布巾:吸水性の高いクロスを用意すれば乾かす時間も短縮。

あると便利な神アイテム!

これらを揃えると洗い物が驚くほどスムーズになります。

【Q&A】キャンプの洗い物に関するよくある疑問

Q. 水場がないキャンプ場ではどうすればいい?

バケツやウォータータンクを持参し、ウェットティッシュやスプレー洗剤を併用しましょう。特に長期滞在ではポータブルシンクが便利です。水の節約を意識するために、なるべく食器を増やさない工夫も合わせると安心です。

Q. 洗剤を自然に流してもいいの?

必ず生分解性洗剤を使い、キャンプ場の指定された水場で処理してください。川や湖など自然の水域で洗うのは環境保護の観点から禁止されています。

残った水も地面に直接捨てず、指定の排水場所で処理しましょう。

Q. 紙皿や割り箸はエコ的にどう?

ゴミは増えるため、リユースできるアイテムと組み合わせてバランスを取るのがベストです。紙皿は必要最低限にとどめると安心。最近は竹や木でできたコンポスト可能な食器もあり、より環境に優しい選択もできます。

【まとめ】キャンプの洗い物ストレスは徹底的に減らそう

洗い物は工夫でラクになる!

キャンプの洗い物は、事前の準備・現地での工夫・便利グッズの活用でぐっとラクになります。「ペーパーで拭く」「専用カゴにまとめる」「水に浸けておく」といった小さな工夫でも、効果は絶大です。

さらに「洗わない」という選択肢や子どもと一緒に片付ける工夫を取り入れれば、洗い物の時間も楽しいひとときに変わります。親子や仲間と協力すれば、後片付けそのものがイベントになります。

自然も家族時間も大切に!

面倒な後片付けをスマートにして、空いた時間で自然や家族との会話をもっと楽しんでみませんか?キャンプは“楽しむ時間”が主役。洗い物のストレスは賢く減らして、思い出いっぱいの素敵なキャンプにしてくださいね。

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